カウンセリングで核心に迫りつつある話

昨日8/4はカウンセリングの日だった。

今年3月から行き始めたカウンセリング。目的は、海外就職面接の時に身体症状(えずき、吐き気)が出るのをコントロールし、乗り越えること。

しかしながら、それも解決しないままに、僕はマレーシアの外資系企業に内定をもらってしまった。面接の前には当然ながら吐き気を感じ、たくさんえずいた。

とりあえず、目先の目標はカウンセリングの力に頼ることなく、自力で、力ずくでもぎ取った。

しかしながら、カウンセリングはまだ終わらない。今後も会社に入社してから発作が出る可能性は大いにある。根本の原因を解決せねば。

今年3月から行き始めたカウンセリングだったが、初回は先に述べたような自分の困りごと、解決したい困難について話した。

2回目〜4回目あたりは家族構成や親戚、それぞれの人物と僕の関係を詳らかに話した。僕が両親や兄弟と思春期を境にあまり喋らなくなったことなどなど。

その次は、僕の生い立ちを、記憶の限り昔から喋っていった。辛かったこと、嬉しかったことなど、特に印象深い出来事について話していった。これには流石に時間がかかった。なんせ、生まれてから、今現在、31歳に至るまでのすべてを話したのだから。おそらく、全部で6回ぐらい、期間にして2ヶ月近くを要した。

そして前々回、全てを話し終えた。ここからがいよいよ本題だ。昨日のセッションでは、カウンセラーさんが僕がこれまでに話した家族関係、生い立ちを総括し、それが僕にどのような負の(?)影響を与えているのかについて見解を教えてくれた。

正直、カウンセラーさんの言っていることが全て正しいとは限らないし、まだ、情報として足りない部分もあるかもしれない。だから、今後のカウンセリングでどんどん議論を深めていく。

さしあたり言われたのは、次のようなことだ。

  • 家族との関係が非常に希薄
  • 家族内に不自由さ、抑圧された何かが漂っているように感じる
  • また、大学、会社員時代も不自由を経験している
  • 上記の事柄が、僕が海外に出ていこうとすると発動する身体症状(吐き気、えずき)と関係しているだろう

要約するとこのような感じだろう。

でも、これではまだふわっとしている。僕が海外移住、就職しようとする時に発生するこの身体症状の根本の原因はなんなのか?それを今後のカウンセリングを通じて明らかにしていく。

果たして明らかになるのだろうか?

カウンセラーさん曰く、原因が分かれば、それが「悩み」に変わるので、身体症状が出なくなるようなのだ。

原因がわからないままあがいていても、行き場を失った思いのようなものが身体症状となって表出する。

原因を言語化でき、葛藤を葛藤として受け止められれば、症状は消える。たとえ、悩みが残ったとしても。本当にそうだとしたら興味深いし、ぜひとも、根本の原因が知りたい。

ここで、カウンセラーさんの見解を僕なりに一つ一つ解きほぐしてみたい。

◯家族との関係が希薄

これは間違いない。僕は両親、姉妹とほとんど喋らない。姉に関しては、もう20年も喋っていない。妹とももう10年近く喋っていない気がする。

両親とは、ときたま、ラインで「元気か?」といった何気ない連絡が来るが僕は「大丈夫」と一言。それ以上はない。あと、母親には、数ヶ月に一回、実家の米を送って欲しいと連絡することがある。

また、年に1回は実家に帰るようにしているのだが(やはり祖父母や両親に元気な姿を見せねば、との思いはある)、だいたい一緒に御飯を食べる。

ご飯中は、基本僕は一言も喋らない。ただ、両親がたまに「仕事はどうや?」「どこに住んどるんだっけ?」みたいな簡単な質問をしてくる(気まずさを少しでも晴らすためなのだろう)が、僕はぼそっと一言返答しておしまいだ。

ここで、幼い頃に遡ろう。僕は割りと元気な、よく喋る子供だった。両親とも、兄弟とも、祖父母とも。姉妹とはおままごとをよくやっていたし、家族旅行も頻繁に行った。楽しい日々だった。

それが思春期あたりを境に、ぱったり喋らなくなってしまった。なんだか気恥ずかしいのだ。でもこれってわりと普通のことなのではないか?とも思う。

多くの場合、反抗期で親と少し溝ができる、が、数年立って反抗期を過ぎると、親との関係が元通り、良好な状態に戻ることが多いのだろう。これはあくまで僕の観測範囲での話だが。

しかしながら僕の場合、ずっと思春期を引きずっているかのようだ。一旦喋らなくなったら、もう、元のように喋る状態が恥ずかしくてならない。だから喋っていないのだろうと思う。しらんけど。

そして重要なのは、少なくとも、両親と仲が悪い訳では無いということだ。僕が年に一回実家に顔を出すのは家族に元気な姿を見せねば、との思いからだし、僕が実家に帰ると、毎回寿司を頼んでくれる。

また、普段は離れて生活しているが、たまに米を送ってもらうのも、僕はちゃんと食べて元気でやってると、間接的に示そうという思いもある。

そういえば、新卒の初任給は、メッセージカードに「いつもありがとうございます」みたいなものを書いて、ギフト券をプレゼントしたこともある。これは、周りの友人がそうやっているから、という世間の目も手伝ったのだが。

なにが言いたいかというと、両親や兄弟との関係が希薄であっても、仲が悪い訳では無いということだ。言葉数は少ないながらも、信頼を寄せている。お互いに、できる範囲で歩み寄っている。

◯家族内に不自由さ、抑圧された何かが漂っているように感じる

これはちょっとよくわからない。カウンセラーさんにはそう見えているようだ。一つ言えるのは、僕の両親と祖父母がそんなに仲がいい訳では無いように見えるということだ。

僕は祖父母とご飯を食べるときもあれば、両親とご飯を食べるときもあった。そこでは、お互いがお互いに対する陰口のようなものを言っているのを聞いたことがある。

例えば、祖父は母親の作った味噌汁を「白味噌なんかおいしくない」といって手をつけようとしなかったり(赤味噌なら食べるのだが)。また、夕食時に友人と外食に出かける母親に対して冷ややかな態度を示していたのもしょっちゅうだ。

逆に、両親はというと、祖父に対して、いい年なのに(もう90近い)車に乗りまくっていることに批判的だ。また、父親は祖父母とそんなに仲良く喋っている姿を見たことがない。むしろいつもすこし険悪なムードが漂っているのを感じる。

家庭内の不自由さ、をもうひとつ挙げるならば、僕が幼稚園ぐらいの頃、姉と喧嘩したのだが、なんと姉が包丁を持ちだして僕に近づいてきたことがある。さすがに僕はビビって、祖母の影に隠れた。

カウンセラーさんから見ると、流石に包丁を持ち出すなんて異常だ、とのことだ。その怒りは僕に向けられたものではないのかもしれないよ、と言っていた。

こうした事柄を総合的に見て、家庭内が不自由だ、抑圧された何かが漂っていると感じるだろうか?どの家庭にもその程度のいざこざはつきものではないか?と僕は思う。

しかも、今は悪い例を取り上げたが、年末などは家族が一同に会し、鍋を食べる(僕以外)。ひ孫もつれてくるので、みんな笑顔になる。さぞにぎやかだろう。でもカウンセラーさんに言わせればそれは表面的なものかもしれないと。

この件は僕もまだ消化しきれていない。

◯大学、会社員時代も不自由を経験している

確かに僕は大学時代にいわゆるブラック研究室に所属し、不自由な研究室生活を3年も送った。

また、会社員時代も、1社目、2社目ともに結構しんどかった。主には人間関係、パワハラなどによるストレスだ。こうしたことも何か僕の身体症状に影響しているのかもしれない。

◯上記の事柄が、僕が海外に出ていこうとすると発動する身体症状(吐き気、えずき)と関係しているだろう

さて、ここまで述べた、家庭内のアレコレ、会社員時代の不自由さが僕の身体発作に関連しているというのがカウンセラーさんの見解なわけだが…。いまいち納得感が得られない。

ここで、僕なりに導き出した見解を述べておこう。

姉や妹、仲のいい友人たちはほぼみんな、王道のレールを歩んでいる。日本で就職、結婚、出産。でも、僕の近しい人の中では、おそらく僕一人だけが、孤独にも、レールからはみ出た人生を歩もうとしている。みんなと違うからこそ、不安を感じるし、孤独だ。つまり、みんなと同じレールを歩むことが、本来、僕にとって居心地のいいあり方なのかもしれない。それが、僕が海外に挑戦することを引き止めている「何か」なのかもしれない。

こんなところだろうか。僕の家庭はごくごく「普通」だ。姉も妹も早々に結婚し、子供を作っている。僕の友人の多くもそうだ。もし、多くの人が選ぶルートを選んでいれば、僕も多数派。相談できる仲間がたくさんいる。

でも、今までの経歴をなげうって海外に移住するというのは、「普通」ではない。10人いや20人に一人かもっと少ないかもしれない。重要なのは、僕の近しい人にそれをやっている人が実に少ないということだ。

幸い、留学で出会った友人は海外に移住、就職などしているひとはいる。(あまり密に連絡は取っていないが。)

が、やはり少数派は孤独である。孤独になりたくない。怖い。不安。そうした思いが僕の海外挑戦を引き止めているのかもしれない。それが現段階での僕の答えだ。

であるならば、僕と価値観の近い友人をたくさん作れば解決するかもしれない。それはマレーシアに渡航してから検討してみよう。おそらく、会社の日本人の同僚なんかは価値観が近い可能性が高い。

まとめに入ろう、僕を引き止めている「何か」は何なのか?一旦は僕なりの答えを出してみたが、カウンセラーさんから言わせればまだ「浅い」のかもしれない。

今後のカウンセリングを通じてより深層心理に迫っていければ幸いだ。

そして考えに変化があれば、またまとめてみよう。

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