【マレーシア就職】退職の手続きについて【2024年1月版】

こんにちは、おっちゃんです。

僕は2023年10月よりマレーシアのコールセンターで働いているのですが、2024年1月末をもって退職します。

色々事情があって、入社から約4ヶ月でのスピード退職となりました。

そこで、退職に必要だった手続きについて簡単にまとめたいと思います。

退職の手続き

僕が退職時に必要だった手続きは以下の通りです。

まずは、退職届を提出する必要があります。

そこで確認が必要なのが、「notice period（通知期間）」ですね。辞めるときはいつまでに退職届を出してね、と言うやつです。

僕の会社の場合は、入社から6ヶ月未満（試用期間）だったら1か月前通知、それ以降は2か月前通知が必要でした。このへんは、契約書に書いてあるはずなので要確認です。

僕は4ヶ月での退職となるので、辞める1か月前の12月末に退職届を出しました。

具体的には、退職届を出す前に、まずTM（チームマネジャー）に退職の意向をWhatsAppで伝えました。

その後、TMと直接話をし、翌日ぐらいに社内メール宛にテキストベタ打ちの退職届が送られてきました。

そのテキストをコピペして、日付と名前のところだけイジって返信する形で退職届の提出となりました。

退職届を受理しましたというメールは2~3週間後ぐらいにHRから送られてきました。（遅い…）

さて、タックスクリアランスとは簡単に言うと、所得税を少なく（or 多く）収めていないかどうかチェックする目的の書類ですね。

被雇用者が必要書類を用意して、自分で税務署に行って手続きするように記載してあるブログが多数見受けられたのでちょっとビビっていましたが、僕の会社の場合は、HRがやってくれるとのことでした。

というわけで、これに関しては何もやっていません。

そもそも入社半年以内なら、最高税率を収めていますので、少なく収めているということはまずありませんしね。

会社をやめる際には、ビザキャンセルする必要があります。

すでにマレーシア国内で転職先が見つかっていて、かつリリースレターが出る場合は、この手続きは多分踏まなくていいと思いますが。

僕の会社の場合は、2年以上働いていないとリリースレターが出ないんですよね。

なので、ビザキャンセルする必要があります。

具体的に何をするかというと、マレーシア国外へ出ていく片道航空券を取得し、パスポート現物とEチケットをHRに提出する必要があります。

これもHRがイミグレに行って代わりに手続きしてくれます。2~3日ぐらいでこの手続きは終わるみたいですが、この間パスポートを預けなければなりません。

片道航空券に関してですが、日本でなくても構いません。

また、退職日から1ヶ月以内のフライトだったらいつでも良いようです。（たぶん…）

というのも、僕は1月31日に退職しますが、フライトは「2月中ならいつでも良いよ」とHRから言われたためです。

余談ですが、マレーシア国内で転職を考えている（転職先が決まっている）場合は、早めにマレーシアを出たほうが良いでしょう。

というのも、マレーシア国内に滞在している状態では、次の転職先がビザを発行することができないからです。

転職先が新しいビザ発行をしている間は、マレーシアの国外に居るようにしましょう。

マレーシア現地採用で、退職する際に一番手痛いのが、ボンド（違約金）の支払いです。

僕の会社の場合は、1年以内に辞めると、RM15,000（≒ 47万円）の罰金を支払わなければなりません。マレーシアの多くのBPO企業でこのようなルールが存在していると思われます。

どのように支払うか、ですが、僕の場合は最後の給料からRM4,000天引きしてもらい、残りのRM11,000を銀行から送金しました。

送金したら、領収書をHR（Human Resources、人事部）にメールで送信する必要がありました。

昨年末に会社を退職する意向を固めて以来、どうやって退職手続きを踏むのだろう…と疑問に思っていました。

マレーシアで退職する際の手続きについては、日本語のブログ記事がたくさん出てきます。

そこではタックスクリアランスを自分でやらないといけないと書いてあったので正直結構焦りました。

しかしながら、僕の場合は会社がそういうめんどくさい手続きをやってくれることが判明し、ホッとしているところです。

これも、HRに早い段階から直接質問しに行ったからですね。

ですので、これからマレーシアで退職を考えている方は、こんなブログなんか見て悩んでないで、早くHRに行って「いつまでに、どんな手続が必要ですか？」と聞きましょう。それが一番早くて間違いないです。

これが一番伝えたいことです。参考になれば幸いです。